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【大阪メトロ アドエラ】特殊印刷技術を取り入れた広告の実証実験を開始

 ㈱大阪メトロ アドエラは11月27日、駅の広告枠を使い、新しい印刷技術を取り入れた広告掲出の実証実験を開始した。
 この実験は、同社とOOHの新しい印刷物を研究・開発する㈱SO-KENの共同施策として実施。SO-KENが特許を保有する、背面から光を照射するとビジュアルが変化する「リライトプリント」技術を使い、印刷面の一部が変化して動くように見えたり、色が変わったりする演出を行っている。
 広告は、プリンテッド(印刷)とシネマ(動画)、フォトグラフ(写真)を組み合わせ、『プリンテッドシネマグラフ』の名称で販売を開始。実験はOsaka Metro御堂筋線梅田駅改札内通路のショーウインドウ(H1.2×W4.4m)を使用している。
クライアントは2社で、箕面市ボートレース事業局が12月19日から開催される38thグランプリをPR。㈱ミマキエンジニアリングは最新UVインクジェットプリンター「UCJV330」と、環境性能に優れるファブリックサインシステム「LUFAS」を訴求した
 「リライトプリント」は、特殊ストライプ構造で絵柄が印刷されており、背面からライトを照射することで隠されたデザインに切り替わる手法。指定されたインクジェットプリンターを使い、多層印刷で表現する。SO-KENでは、「リライトプリント」だけでなく、見る角度でデザインが切り替わる「ベローズプリント」やフラッシュ撮影で隠れた絵柄が現れる「フラッシュプリント」などの技術も、駅広告に応用を進めていく考え。

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