【JAICO】“働く人の電話相談室”結果まとまる。テレワーク広がり対人関係に変化

 産業カウンセラーを養成する(一社)日本産業カウンセラー協会(JAICO)では、9月10日の世界自殺予防デーにあわせ、同日から3日間、全国22ヵ所で、産業カウンセラーが相談にあたる「働く人の電話相談室」を開設。相談内容の結果をまとめ11月30日に公表した。
 期間中は288 名から相談があり相談件数は456 件(※相談者からの主訴を最大3つまで選択する方式として集計)だった。
 相談内容は「職場の悩み」や「キャリアに関する悩み」が多く、昨年と比較すると「正規社員」からの相談が件数、全体割合ともに増加。女性からの相談が 7 割弱、30 代から 50 代の働き盛り層の相談割合が増加した。また、項目別でみると「職場の人間関係」が増加する一方、ハラスメント関係は割合、件数ともに減少している。
 同協会では、働き方改革が進み、テレワークが広がるなかで対人関係の変化が影響しているのではと分析している。

相談結果まとめ:https://www.counselor.or.jp/Portals/0/pdf/20211130hatarakupress.pdf

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