【大光電機】照明の無線制御システム「SENMU」を5月31日に発売

 大光電機㈱は、無線照明制御システム「SENMU」(センム)を5月31日に発売する。
 同システムは、照明器具を1台単位で個別に制御でき、最大2000台まで対応可能。店舗・飲食店・オフィス・大型商業施設など、物件規模に適した照明制御システムを構築できる。
 これまでの有線照明制御システムは、電源線とは別に調光機能用の信号線を敷設するため、回路設計や配線工事が必要だった。今回の無線照明制御システム「SENMU」は無線通信機能で調光するため、信号線工事が不要、照明器具の設置だけで施工が完了し、工期も従来より短縮する。また、通信方式は、「メッシュ無線(2.4GH帯)」で通信経路の障害を迂回し、正常に通信したり、自動で通信経路を構成したりといった特長があります。広い通信エリアでも安定した通信環境を確立できる。
 さらに器具は、1台単位で個別に制御が可能で、物件の規模に合わせたシステムを構築し、最大で2000台の器具を要する大規模施設にも対応。操作・設定は全てタブレットで行い、持ち運びが容易なので、空間の光色を確かめながら現場で直感的に操作できる。また、状況や用途に応じた照明グループの設定や器具設置後のレイアウト変更にも配線工事無しで対応可能としている。

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