【導入事例】ハタヤに聞く!アグフア「ASANTI」の魅力 <PR>

 兵庫県神戸市の㈲ハタヤは、1982年にシルクスクリーン印刷会社として創業。その後、デジタル化を着実に進め、現在、看板・標識・ディスプレイの企画・製造を手掛けている。
 同社は、アグフアのワークフロー型RIPソフトウェア「ASANTI」を導入し、生産性向上と出力ミスの大幅削減を果たした。ハタヤの吉川社長と生産部のメンバーに、導入の経緯とその効果を聞いた。
 (※写真左から沼田さん、吉川社長、島田さん、加登さん)

―ワークフロー化で効果的だった点を教えてください。
沼田さん
:もうASANTIなしでは仕事ができないです。これまでは指示書を受け取っただけでうんざりしていた、複雑な出力業務でも、ASANTIでテンプレートが作ってあるので、いまや入稿データをそのまま放り込むだけで簡単に処理することができます。
 カットマークの配置やレイアウトなど出力前に行っていた準備作業をASANTIが自動で行ってくれるので、どの作業も以前のほぼ半分以下、内容によっては準備作業をせず、ASANTIが全て処理してくれるケースもあります。そうすると、Illustratorを使う必要がないので、出力ミスが減りました。

―すでに出力のための設定が先に出来ていて、あとは印刷データに当てはめるだけというイメージでしょうか?
沼田さん
:そうですね。定期的なお仕事はもうテンプレートが出来ているので、とても簡単に出力できます。単発物でも設定を作ってあげることで、準備作業は楽になりました。当社ではフラットベッドタイプのカッティングマシンを使っているのですが、繁忙期にはカット担当の要望で手切り用のトンボを追加で付けていました。これがとても面倒で「どっちかにしてくれ。」と内心思っていたのですが、今は1クリックでトンボが付きますから、何も言われなくても両方付けています。

―御社では他社製プリンターとも接続されていますよね?
島田さん
:いったん、ASANTIを通すワークフローが確立しています。ASANTIでマーク配置など処理したPDFをアグフア以外のプリンターでも印刷しています。
 データを動かすとミスが起きる。複雑な仕事程そのリスクは増えます。社内で独自に事故率を算出しているのですが、従来に比べて10分の1以下になっています。

―ワークフロー化するための準備は大変でしたか?
沼田さん
:運用に乗せるために微調整が必要でしたが、ASANTIは設定できる幅が広いのでハタヤの運用に沿った設定が出来ました。たしかに最初はテンプレートを作ったり、マーク配置のルールを作ったり、いろいろと作業が必要でしたが、最初だけ苦労しておけば、後が楽なので、その分のメリットがありました。
 結果的に、従来と全く同じ出力物が出来ています。ASANTIを使うために運用を変えたり、妥協したことはありませんね。

―ソフトウェアのサポート体制には満足されていますか?
島田さん
:実は他のメーカーからもワークフロー化の提案はありました。しかし、話を進めるうちに「あれはできない、これはできない。」「持ち帰ります。やっぱりできませんでした。」となることが多く、実用化に至りませんでした。ところが、アグフアは前向きに提案してくれて、これまでとは違うなと思い始めました。ハタヤの運用に乗せるために、事前に設定を詰めたので、無理なお願いもしましたが、丁寧に対応してもらえました。

―ASANTI、またはアグフアに今後期待することがあればお願いします。 
吉川社長
:ASANTIによるワークフロー運用は全国の同業者にもお勧めしたいですね。直接的な効果としては、さきほど上がった通り、時間短縮とミス削減が挙げられます。急ぎの対応が求められる仕事でも余裕をもって作業できているので、さらにミスも減っていくでしょう。コロナ禍において積極的な営業が困難な中、大きな設備投資をせずに生産性が向上できたことは、価値があったと捉えています。
 機械を売ったらお付き合いが終わってしまうメーカーが多い中、アグフアは機械を売った後も継続的に改善提案してくれる数少ないメーカーだと思っています。ほかにも面白いソリューションを持っているということですから、どんどん提案してくれることを期待しています。

記事完全版は以下に掲載
http://www.apogee-users.jp/interview_case/inkjet_case/Hataya_2021.7.html

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