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【東広美】東京都指定伝統工芸品・江戸硝子の窯元である岩澤硝子との共同企画「江戸硝子サイン」を今春から本格販売、特別販売サイトも公開

 東京屋外広告美術協同組合(東広美)は、東京都指定伝統工芸品・江戸硝子の窯元である岩澤硝子㈱との共同企画「江戸硝子サイン」を昨年10月開催のS&Dショウ2023で初披露。今春からの本格販売に合わせ、特別販売サイトを公開した。
 岩澤硝子の硝子製品は、オランダやポルトガルから伝わった「ビイドロ」と呼ばれるもの。溶けた硝子を金型に流し込む成形方法で一つ一つ仕上がりが異なる一点物。東広美では、昨年の同ショウの組合PRブースで江戸硝子の製造風景を大型モニターで放映したほか、「会議室」「診察室A」「浴室」と表示した製品サンプルなどを展示していた。
 今春からの本格販売にあたり、東広美の収益事業新規プロジェクト会議プロジェクトリーダーを務める小林康行氏は、江戸硝子サインの取り扱い経緯について下記のように話す。
 「収益事業新規プロジェクト会議の事業計画はS&Dショウを含め、新規収益事業の企画および実施。特に注力したのが東広美オリジナルブランドの開発。様々なサイン素材を模索する中でガラスに着目した。協力企業を探す過程で東京都指定伝統工芸品である江戸硝子の窯元である岩澤硝子と出会った。都の伝統工芸品で、かつ仕上がりが異なる一点物は『東京』というブランドから見て、モノづくり発信に使えるのではないかと考え、同社とタッグを組むことにした。問題は組合員にどのようにアピールし、販売してもらうか。製品特長のキャッチコピー、販売価格帯に多くの時間を費やしたが、ようやく組合員、一般向けチラシが完成した」。
 製品群は瑠璃(クリアブルー)、月白(クリア)の2色に150㎜角、90×200㎜の2種(計4種類)。販売価格は3万円(サンドブラスト加工・文字色入れ、取付用化粧ビス、オリジナルラベル付き化粧箱、概要チラシ含む=送料、デザイン、取付施工料は別途)。

 特別販売サイト https://www.tokobi.or.jp/shop/edoglass_sign/

 (写真は設置事例。茶室「松友庵」の表札に採用された月白=150㎜角タイプ)

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