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【大本染工】ドラゴンの皮革など空想上の動物や実在しない素材をリアルに再現した生地を作れるプリントサービスを開始

 大本染工㈱は4月17日、ドラゴンをモチーフにした鱗状の皮革など、空想上の生物を始めとした実在しない素材をリアルに再現した生地を作れるサービス「2.5Dプリントサービス」を開始した。
 2.5Dプリントとは対象物に特殊なインクを吹き付けることで凹凸を再現することのできる技術。人工皮革の上にプリントを重ねることで表面の凹凸をさらに深くしたリアルなフェイクレザーを再現することができる。生物の鱗などの表皮を立体的に再現可能で、空想上の生物だけでなく、植物・イラストなどありとあらゆるもののフェイクレザーを製造することが可能だ。
 現在、アニメやコスプレといった市場が盛り上がりを見せているが、コスプレ衣装などの造形物は非常に専門性が高くまた一つ一つ手作りになる為、高度な技術や経験がなければ一つの衣装を作り上げることは難しいと言われている。そういった衣装や造形物などを “誰でも” “より簡単に” “よりリアルに”作成することが出来る様にするために、プリント技術を用いることが出来るのではないかという発想から、「架空の生物や実際にはありえない生地」が作れたら面白いと考え、同サービスが企画された。
 これまでにはない全く新しいプリント生地を生み出すことで、コスプレ衣装はもちろんのこと、造形物、雑貨、アパレル製品など幅広い分野での活用を期待しているという。

従来の型押しのフェイクレザーに比べ凹凸や光沢、カラーバリエーションなどの自由度が高いことが特徴だ。

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