【DNP、日立ビルシステム】共同でエレベーター向けデジタルサイネージ事業を開始

 大日本印刷㈱(DNP)と㈱日立ビルシステムはマンションやオフィスビルなどのエレベーターにデジタルサイネージ(電子看板)を設置し、利用者の属性に合わせて広告や有用な情報を配信するエレベーター向けデジタルサイネージを6月1日から日本国内で提案を開始する。
 同ソリューションは、DNPが表示用コンテンツの作成や広告の集稿・配信、日立ビルシステムがエレベーターを保有する顧客への提案、デジタルサイネージ機器の設置・保守を主に担当する。
 事業概要は、①センシング機能を持ったデジタルサイネージにより最適な広告・コンテンツを配信、②設置場所や利用者層に合わせたコンテンツをスムーズに提供、③広告表示のビジネスモデルで、マンションやオフィスビルに新たな価値を提供。
 両社は、日立ビルシステムと保全契約を結んでいるエレベーターが設置されているマンション、オフィスビル、商業施設、公共機関などにエレベーター内デジタルサイネージを提供し、2023年度末までに5000台の導入を目指す。また、エレベーターを待つ時間の有効活用に向けて、エレベーター内だけでなく、エレベーターホールへの設置について両社で実証を行うなど、同ソリューションの強化を進めていく。

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