【ローランド ディー.ジー.】海外向けIJPブランド、低溶剤機をリリース

 ローランド ディー.ジー.㈱は、低溶剤IJP「DGXPRESS ER-642」を9月から海外で販売を開始する。
 経済成長が著しく、広告看板需要が旺盛な国々の顧客に向けた地域限定IJPブランド「DGXPRESS」シリーズの新製品。3月に販売開始したUV機「UG-642/641」に続く、第2弾となる。
 プリント専用モデル「ER-642」は、塩ビ印刷用=900×600dpi(46.8㎡/h)、バナー印刷用=600×1200dpi(76.1㎡/h)の高生産性を実現。プリントヘッドの吐出コントロールやインクの組成、プリンター特性などの組み合わせの中から画質とスピードのバランスを徹底追求することで、鮮やかな色彩とニュートラルなグレー、滑らかなグラデーション表現を併せ持った美しいグラフィックをスピーディーに出力できる。
 部品の共通化を図った同社最新のプラットフォームを採用。必要な機能の絞り込みにより、コストパフォーマンスにも優れる。
 さらに、メディアを差し込むと自動吸着し簡単かつ正確なセットアップが行える「メディアセットアップ機能」、斜行を抑え正確な巻き取りを実現する「メディア巻取装置」、出力完了後にミシン目に沿ってメディアを容易に切り離すことができる「ミシン目シートカット」など、作業効率を向上する機能を複数搭載している。
 販売対象圏は、アジア(日本除く)、中東アジア、アフリカ、東欧、CIS(ロシア、ベラルーシ除く)、中南米。

※詳細は新聞「総合報道」8月25日号に掲載

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