【Jvolt】日本初のデジタルサイネージ付きEV充電器「Volty Signage」の先行受注開始

EV充電器サイネージ

 ㈱Jvoltは6月5日、日本初のデジタルサイネージ付きEV充電器「Volty Signage」の先行受注を開始した。
 環境に配慮した次世代のモビリティーとしてEVには大きな注目が集まっているものの、“EV保有者”にとっては充電できる場所が少なく、また、“不動産・駐車場オーナー”にとっては充電器の基本料金や維持費を賄うことが難しいという課題がボトルネックとなり、爆発的な普及に至っていない。

 こうした課題を解決すべく、屋外広告出稿システムとインプレッション計測システムに強みを持つ同社では、「広告収入を得られる不動産・駐車場オーナーを増やせれば、EVの普及に貢献できるのでは」という着想のもと、デジタルサイネージ付きのEV充電器「Volty Signage」の開発に成功。3月から都内に試作機を設置し実証実験を行い、ハード・ソフト共に正常に稼働することを確認したうえで、6月5日の「世界環境デー」に合わせて先行受注を開始した。 

 広告を掲出する充電器には最大4000カンデラ・55インチの大型超高輝度デジタルサイネージを設置。商業施設や公共機関等のウィンドウより視認性の高い情報発信が可能となるほか、エアコンレスにすることで低コストかつコンパクトな設計を実現した。また、広告配信に必要なソフトウェアも提供。「ダッシュボード」によりユーザー向けの充電認証アプリや充電器の利用状況、各種ステータスをリアルタイムで管理することができる。

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