【日本FDC】ターポリンの非塩ビ製品として内照・外照・遮光・メッシュの4タイプを発売

 日本エフ・ディー・シー㈱は、「非塩ビターポリン」を8月に発売した。
 これは、ニーズの高まるSDGs対応製品として開発したもの。基材はポリエステルとポリウレタンで構成された非塩ビ製品。通常の塩ビターポリンで一般的に使用されている可塑剤「DOP(ジオクチルフタレート)」は、欧州で使用が制限されている物質だが、「非塩ビターポリン」は、このDOPを使用していない点も複数のSDGs目標に対応するとしている。
 製品は外照用と内照用、遮光、メッシュの4タイプを用意。外照用は厚みの異なる3種類をラインアップしている。いずれも面質はマットで、溶剤・UV・ラテックスインクでのプリントに対応する。幅は1.6mと3.2mで、いずれも長さは50m巻き。全ての製品が防炎に対応する。
 参考価格は、薄手の外照用「TX-2401」が17万円、内照用「同2421」が16万4000円、遮光タイプ「同2431」が18万4000円、メッシュタイプ「同2441」が10万2000円(いずれも幅1.6m×長さ50m、税別)。

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