【近広連】第61回公共サイン美術展 国土交通大臣賞は岸本工芸社

 (一社)近畿屋外広告美術組合連合会(近広連)は10月30~31日、近畿屋外広告美術デザインコンクール「第61回公共サイン美術展」を和歌山市の和歌山城公園内・吹上口芝生広場で開催。会期中は約2000人が参観した。
 今年のホストは和歌山県屋外広告美術協同組合(和広美)。共催は和歌山県、和歌山市。後援は国土交通省、紀の国わかやま文化祭2021実行委員会、(一社)日本屋外広告業団体連合会(日広連)、大阪府ほか。
 同展は、近広連に所属する2府4県の構成団体が持ち回りで実施しているもので、毎年主催地にちなんだ課題を設け、組合員の製作したパネル作品を募集している。
 今回のテーマは「紀の国わかやま文化祭2021」。「多彩な文化との出会いが新たな文化活動への参加の意欲を呼び起こし、地域文化のさらなる発展や新しい文化の創造へと繋がり、伝承していく気概を表現する作品」を平型、造形の2部門で募集した。応募総数は71点。
 審査は、テーマに対する訴求力やアイデア、技術などを対象に、10月30日午前10時から行われ、今回の国土交通大臣賞には㈱岸本工芸社(兵庫)の「聖地巡礼」が選ばれた。

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