【原製作所、ミマキ、昇和ディスプレイ】“つなぎの龍”の1/5レプリカを奉納

 現在、秩父神社では創建2100年奉祝事業である本殿の改修事業が2018年より約5年間かけて行われている。今般、江戸時代初期に活躍した彫刻職人の左甚五郎作の「つなぎの龍」の修復が完了し、これにあわせて、㈲原製作所が3Dスキャンとデータ製作、㈱ミマキエンジニアリングがカラー3Dプリント、㈱晃和ディスプレイがショーケース製作を行い、秩父神社に1/5サイズの高精度複製品を奉納した。
 今回は形状と色を「高精度カラー3Dスキャン」にて詳細にデータに起こす技術と、そのデータを忠実にアウトプットする「高精細カラー3Dプリント」の技術を使用、両技術を使ってデジタル3Dデータのみで1/5サイズのレプリカを再現した。奉納された「つなぎの龍」複製品は秩父神社会館にて特別展示として展示されている。
 また、奉納に合わせて、2021年10月20日(水)に秩父神社にて奉納式を開催した。

         修復された秩父神社のつなぎの龍

関連記事一覧