【日本財団】恵比寿駅西口に佐藤可士和氏デザインの公衆トイレ

佐藤可士和デザイン恵比寿駅西口トイレ

 (公財)日本財団は、誰もが快適に使用できる公共トイレを渋谷区内17カ所に設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を実施しており、10カ所⽬となる恵⽐寿駅⻄⼝公衆トイレ(デザイン︓佐藤可⼠和⽒)、11カ所⽬となる代々⽊⼋幡公衆トイレ(同︓伊東豊雄⽒)を完成させた。7月15日には、恵⽐寿駅⻄⼝公衆トイレの撮影会を実施。一般利用も同日開始となった。

■恵⽐寿駅⻄⼝公衆トイレ
■タイトル「WHITE」
■コンセプト(原文ママ)
「清潔」「安心」
恵比寿の駅前交番横のトイレは、毎日見る駅前のシンボルとして、
極端に目立ちすぎない方がいいと考えました。
入りやすく、使いやすく一歩引いた清潔な佇まい。
恵比寿駅を利用する人々の気持ちが、少し明るく、清々しくなるように。
トイレとして「当たり前な配慮」のひとつひとつに向き合ってデザインした「真っ白なトイレ」です。
■コメント(一部抜粋)
アルミルーバーにより明るく軽やかな印象を持たせ、都市の街並みに自然と馴染む静かな佇まいを心がけました。今回のプロジェクトは新築ですが、リノベーションの可能性も視野に入れながら考察しています。

佐藤可士和デザイン恵比寿駅西口トイレ

 佐藤氏はTHE TOKYO TOILETのすべての公共トイレで掲示するピクトサインのデザインも担当。佐藤氏は「JIS規格を参考に、エレメントを整理しシンプルにしていくことで、どんなデザインのトイレにも合うように心がけました。視認性の良さに加え、ひとつひとつのパーツの角を丸くすることでユーザーに柔らかい印象を与えられるようデザインしています」とコメントしている。

THE TOKYO TOILETの詳細は以下のリンクから。https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/thetokyotoilet

関連記事一覧