【丹青社】鎌倉新書とリアル空間とバーチャル空間の双方で「お別れ会」を実施

 ㈱丹⻘社と、終活関連サービスを提供する㈱鎌倉新書は4月28日、鎌倉新書が提供するお別れ会プロデュース『Story』において、リアル空間とバーチャル空間の双方で「お別れ会」を実施したことを発表した。
 今回2社で初めて開催したデジタルツインの「お別れ会」は、あらかじめ構築したバーチャル空間と実際の会場を連携することで、「密」を回避し、より多くの方が参加できるお別れの場を提供。
 記帳、祭壇の制作、メモリアル動画の投影、お別れの言葉の傾聴など、従来会場で行っていたお別れ会での催しを、丹⻘社がバーチャル空間で構築。また、ウォークスルー動画(※)を作成することで、リアルの場とバーチャルの場、双方でのお別れ会を実施した。
 今回2社で初開催となったデジタルツインの「お別れ会」は、実際の会場で行われたお別れ会とバーチャル空間を連携し、遠隔地からリアルタイムで参加できるほか、1カ月間のアーカイブ映像へのアクセスが可能で、さらに多くの方にグリーフケアの場を提供することにつながった。
 両社は今後も、リアル空間、バーチャル空間それぞれの利点を活かし、融合することで、人と時代に寄り添いながら社会課題の解決に取り組む。

※実在する空間をグラフィックで再現することで、ウェブ上で実際にその空間を見て回っているかのような体験ができる動画。

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