【吉本興業】ヤマガタデザインと街づくり連携協定を締結

 吉本興業ホールディングス㈱(以下、吉本興業HD)は2月14日、地方都市の課題を希望に変える街づくり会社のヤマガタデザイン㈱(以下、ヤマガタデザイン)と山形県庄内地方で広く全国に展開可能な日本の地方活性化のモデル事例を創出することを目的にした「街づくり連携協定」を締結した。
 両社は全国の地方都市が抱える課題は共通点が多く、その課題を解決する一つのモデル的な地域を創出する考えのもと、このほど庄内地方をモデル地域と位置付け、まずは教育と農業の分野で“社会実験や新たなビジネス創出解決”を目指す取り組みを開始することで合意したもの。
両社の主な事業連携は下記の通り。
・教育コンテンツの開発連携/「ソライ」プラチナサポーターの就任:吉本興業HDグループ会社の㈱ラフ&ピースマザーは、ヤマガタデザインが所有・運営する全天候型の児童教育施設「キッズドームソライ」の運営ノウハウを活用したアドバイスを受け、教育コンテンツの開発に活用していく。
・農業用ロボットのプロモーション連携:吉本興業HDはヤマガタデザインのグループ会社で、有機米市場の拡大を目指し、田んぼの自動抑草ロボットの開発などに取り組む有機米デザイン㈱に出資。3月21日に開局するBS放送局のBSよしもとで有機米デザイン㈱の開発ドキュメンタリー番組を制作・放送するほか、自動抑草ロボットの社会実装に向け、共に挑戦していく。

(写真は田んぼに浮かぶホテル「スイデンテラス」)

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