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【特別企画】「サイン&ディスプレイショウ2026」が10月21~23日に有明GYM-EXで開催。開催に先立ち、実行委員会に話を聞いた

 東京屋外広告美術協同組合(東広美)主催のサイン・ディスプレイの広告資機材展「サイン&ディスプレイショウ2026」(以下S&Dショウ)が10月21日~23日までの3日間、東京・江東区の有明GYM-EX(以下有明ジメックス)で開催される。後援は東京都、(一社)日本屋外広告業団体連合会(日広連)、関東地区屋外広告業組合連合会(関東地区連)。今年の開催規模は89社・6団体(208小間=10月13日現在)。
 開催に先立ち、理事長の松本幹久氏、副理事長の清水弘道氏、米山健生氏、小林康行氏、草賀則彦氏に今年の見どころや新たな企画、今後の展望などについて話を聞いた。(写真右は昨年の展示会場)

◎S&Dショウの開催意義
松本 S&Dショウは、「9月10日屋外広告の日協賛行事」として、東京都、日広連、関東地区連の後援のもと、出展社と来場者に対して「有益な情報とは何かを追求する」というスタンスで歴史を重ねてきた。
 サイン・ディスプレイの製作・施工に必要な資機材や加工機器、工作車両など関連商品を一堂に集め、業界の新たな情報源、知識提供の場として、全国の同業者や関係者に定着している。会場は昨年に続いて、有明ジメックス。東京2020オリパラ競技大会で使用された有明体操競技場の後利用として都が整備した展示場。柱が1本もない開放感が特長だ。
 出展社89社のうち、海外からは13社(中国9社、韓国3社、シンガポール1社)が出展する。新規出展は海外を含め21社。昨年までは中国系企業の出展が多かったが、昨今の日中関係などに加え、中東情勢の影響もあり、海外からの出展社が減少したのは大変残念だ。主な展示分野は、インクジェットプリンター、メディア、後加工機、LED・デジタルサイネージ、各種看板資材など。今年は、看板用塗装システムをPRする企業6社が共同出展する点も特長となっている。

◎今年の見どころ
米山 昨年の有明ジメックスでの開催は初めてだったため、運営面でも手探りの部分があった。周囲に飲食施設が少ないことから会場内にキッチンカーを3台常駐させたが、長い行列ができたり、並んだものの購入できなかったりしたという声もいただいた。今年は2回目の開催となるため、運営体制を見直し、キッチンカーを5台(高橋珈琲店、L.Bマーケット、ADO、ピンクブーブー、丘の上のお弁当屋さん)に増やすほか、弁当販売(青山)も実施する。
 アクセス面では、車での来場が多かったので、今年も「会場前有料駐車場」を用意した。昨年は予想以上に稼働率が高かったため、月刊「東広美」にも詳細な地図を掲載して告知した。1日最大320台を収容でき、利用料は1日1500円。車で来場する方はぜひ利用してもらいたい。また、会場内には「ワークスペース」を設ける。急な業務などにも利用できるため、来場者は有効的に活用してほしい。
小林 出展社のサービス紹介と来場者誘致を兼ねたセミナーは、昨年を上回る全13セッションを実施する(定員は50人=参加費無料)。昨年はクローズドな形式だったため、途中から入場しにくい状況もあった。今年は他の展示会を参考にオープンスタイル。入口スペースを広げたほか、椅子のみで昨年より入場しやすい環境を整えた。
清水 初日は、私が「屋外広告士試験直前勉強会」をセミナールームで実施する。25日の試験を控え、「令和8年度(第35回)屋外広告士試験」の解き方のこつや、マークシート対策などを解説する。試験対策用の特別テキスト(有料)も用意したので、受験する方は試験問題集(令和8年度版)をご持参のうえ、ぜひ参加してほしい。
小林 今年も、サイン業界と近しい業種(以下類似業種)の業界団体が参加する。昨年に続いて(公社)東京屋外広告協会、関東ネオン業協同組合(関東ネ協)、インクジェット出力事業協同組合(IJPCA)のほか、今年は東京スクリーン・デジタル印刷協同組合(TSDPA)、(公社)日本サインデザイン協会(SDA)、アジア広告連合会の6団体が出展する。
 22日午後3時15分から、業界団体タイアップイベント「トークセッション」を企画している。これは、各団体の活動や取り組みを紹介し、それぞれの団体への加入促進につながればと考えている。登壇団体(予定)はIJPCA、関東ネ協、TSDPA、SDA、東広美。ファシリテーターを㈱総合報道の上杉幸生社長にお願いした。
 また、毎日午後2時から3時まで「BUSINESS HUB(以下ビジネスハブ)-SIGN & DISPLAY MATCHMAKING 2026-出会いが、ビジネスを動かす」を初開催する。ビジネスハブは、私がファシリテーターを務め、参加者と来場者間、参加者同士の名刺交換などを通じて、幅広い業界関係者との交流につなげてもらいたい。事前登録制だが、当日の飛び込み参加も大歓迎だ。

◎イベント、特別企画、公式セミナーは
草賀 「職業訓練専門校作品コーナー」は東京都立中央・城北職業能力開発センター 板橋校(サイン・ディスプレイ科)、東京都立城南職業能力開発センター 大田校(広告美術科)、千葉県立東金テクノスクール(空間デザイン科)の学生が、学園祭などで制作した作品を展示する予定だ。
 イベントコーナーでは、日本屋外広告業青年部連合会の「カストリ選手権」を開催する。協賛社は㈱ミマキエンジニアリング、㈱中川ケミカル、㈱研創、㈱デザインラボ。このほか、㈱東京BK足場の「超軽量くさび緊結式足場」、(一社)日本ロープ高所作業協会の「ロープアクセスによる看板工事のデモンストレーションと体験」が行われる。
 特別企画は、(一社)日本カーラッピング協会の「FESPA World Wrap Masters JAPAN 2026」。国内外のエキスパート40人が参加する予定だ。
 S&Dショウ公式セミナーは、㈱キーポイントインテリジェンスが「ワイドフォーマット&テキスタイルプリンティングコンファレンス2026」を11月13日午前10時から、有明セントラルタワーホール&カンファレンスで開催する。関心のある方はオンラインでも参加できるので、会場に来られない方も参加してほしい。

◎来年以降に向けての課題と今後の未来像
松本 まずは今回のS&Dショウを成功させるのが最重要だ。その上で、今後も類似業種の団体などにも声掛けし、さらなる出展・来場者増を図りたい。来年も今年と同時期の10月20日~22日の3日間、有明ジメックスで開催する予定。出展社の勧誘はもちろんだが、展示会をさらに盛り上げるアイデアを、実行委員会と協議していきたい。


(カジュアルな展示会を来場者にPRするため、♡マークのポーズを取る実行委員会。前列左から米山健生副理事長、松本幹久理事長、清水弘道副理事長。後列左から草賀則彦副理事長、小林康行副理事長)

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