【丹青社】HARTiと資本業務提携し、NFT活用によるアート作品のリアル空間への展開を推進

 ㈱丹青社は6月3日、現代アーティストのプロダクション事業を展開する㈱HARTiへ出資し、ノンファンジブル・トークン(以下、NFT※)活用によるアート作品のリアル空間への展開を推進することを発表した。
 この提携により、リアル空間とNFTを連動して新たな体験価値創出を⽬指すアートプロジェクトの共同企画の推進や、丹青社がサービスを提供するアート・工芸作品のプラットフォーム「B-OWND(ビーオウンド)」に参画するアーティストとHARTiの現代アーティストプロダクション機能との連携など、アート分野における新たなインフラ構築を目指す。
 同社は、デジタル活用による空間の新たな体験価値の創造を進めるとともに、より多くの人にアートを身近に楽しむための機会を創出。また、アーティスト、空間事業者、コレクター(作品所有者)がNFTを介してリアル空間で連携することで、アートを通じた空間づくりに参画しながら収益を生み出すエコシステムを構築し、サステナブルな文化芸術によるまちづくりを推進するとしている。

※唯一無二の「世界に1つだけのデータ」の価値を生み出せる代替不可能なトークン。ブロックチェーン技術を活用することでコピーできないデジタルデータが作成できる。

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