• HOME
  • ブログ
  • 製品・サービス
  • 【三菱HCキャピタル】AGC、ジェイアール東日本企画とデジタルサイネージ広告に関する新規事業の開発に向けて実証実験を実施

【三菱HCキャピタル】AGC、ジェイアール東日本企画とデジタルサイネージ広告に関する新規事業の開発に向けて実証実験を実施

 三菱HCキャピタル㈱、AGC㈱、㈱ジェイアール東日本企画の3社は、オフィスビル内でのデジタルサイネージ広告に関する新規事業開発を目的として、広告効果を検証する実証実験を行った。
 この実証では、広告効果が期待される購買力の高いターゲット層が多数集積しているにもかかわらず、従来は広告展開が困難とされてきたオフィスビル共用部において、新たな広告配信プラットフォームの構築をめざした。実証は、新丸ビルに就業する三菱HCキャピタルおよびAGCの従業員を対象に、二段階で実施しました。両社が入居する各フロアの化粧室に、AGCが販売するディスプレイ一体型ミラー「ミラリア」を設置し、jekiが構築した配信システムで、広告や天気・ニュース情報を表示しました。広告効果はjeki監修のもと各フロアに入居する就業者へのアンケートによって測定した。
 実験の結果、第一期、第二期を通じて、就業者の約55%が広告コンテンツを認知していることが判明。特に第二期では、コンテンツ数を2件から7件に増やしたことで、個々のコンテンツの認知度向上が確認された。同実証で得られた知見をもとに、広告主やオフィスビルオーナーへのマーケティング活動を行い事業性の検証を進め、2026年度中に共用部において鏡を表示デバイスとした広告配信オフィス内デジタルサイネージ広告サービスの提供開始をめざすという。

【実証実験の概要
■場所:新丸ビル26階・30階(三菱HCキャピタルおよびAGC入居フロア)
■期間:第一期 2025年1月21日~2月28日
・オフィスの共用部エリア(今回は化粧室)にて、広告に対する就業者の反応を確認することを目的として実施
・広告枠を限定し、映像や音声が業務の妨げとならないかを調査
■第二期 2025年6月1日~7月31日
・同様のエリアにおいて、さまざまな広告主による商材(飲料、金融、映画、化粧品等)の広告放映に加え、エンタメコンテンツの導入

・就業者の反応の変化や媒体への接触頻度、滞在時間を検証することで、媒体の価値を評価
■各社の役割:【三菱HCキャピタル】本実証のマネジメント、従業員へのアンケート調査による効果測定
【AGC】「ミラリア®」の手配・保守、従業員へのアンケート調査によるデータ取得
【jeki】配信機器設置、放映オペレーション、広告主営業、調査設計、広告主の出稿ニーズ検証
■調査手法:それぞれのフロアに入居している就業者へのアンケート
■回答者数(実際に体験し、アンケートに回答した人数):

・第一期 388名
・第二期 408名 
・アンケート調査時期:実証開始から、約1か月後

関連記事一覧