【スギノマシン】焼け取り範囲を自動判定・自動経路生成 レーザー焼け取りロボットシステムを開発

㈱スギノマシンは7月1日から、独自のセンシングと画像処理の技術を用いて、レーザー照射で金属の溶接後の焼けを除去する「レーザー焼け取りロボットシステム」の受注を開始する。
同システムでは、AIやロボットの技術を活用し、溶接焼けの範囲や部品の形状を自動判定、その対象範囲に応じた最適なレーザー照射経路を生成した上で、自動で焼け取りを行う。このシステムにより、従来の焼け取り作業で発生する人体や環境への悪影響を低減し、溶接板金現場で問題となっている労働力不足の解消に貢献する。
■主な製品仕様
・使用ロボット:6軸CRb(シーアールビー、当社製)、または6軸協働ロボット
・使用レーザー:ファイバーレーザー発振器(100w) & ガルバノヘッド(2軸ウォブルリング付)
※お客様指定可
・判別方法:産業用3Dカメラ & 画像処理ソフト
・経路生成:ロボットシミュレーションソフト「CROROROS」(当社製)
・対応素材:SUS、SPCCなど
・付帯設備:集塵装置、レーザー遮光ブース等