【C-INK】インクジェット用銀ナノインク『DryCure Ag-JB』が、Garmin 製品に採用

 ㈱C-INKは4月25日、同社が製造するインクジェット用銀ナノインク『DryCure Ag-JB』が、Garmin Ltd. (本社: スイス・シャフハウゼン州シャフハウゼン)の航空機制御システムのタッチパネル配線材料に量産採用されたことを発表した。
 C-INKの DryCure Ag-JBは、インクジェット印刷用の導電性銀ナノインク。安定したインクジェット印刷ができるだけでなく、比較的低い温度で焼結を行うことが可能だ。
 必要箇所に必要量のナノインクを塗布できるインクジェット印刷は、材料を削り取る必要がないため、金属材料の使用量を低減に貢献できるという。
 また、インクジェット印刷は版を使用しないので、複数機種のオンデマンド生産が実現。さらに、インクジェット印刷は製造装置の自動化が比較的容易であることから、内製化実現を加速することが期待できる。

関連記事一覧