【DICグラフィックス社】色見本帳アプリの大幅リニューアルを実施

 DICグラフィックス㈱は2月6日、色見本帳をデジタル化したアプリ「DICデジタルカラーガイド」のリニューアルを実施した。
 同アプリは、国内シェア90%を誇る色見本帳「DICカラーガイド」のデジタル版で、2010年のサービス開始以来、約95万の累計ダウンロード実績(2023年1月現在)がある。色見本帳「DICカラーガイド」全シリーズ2230色の色情報の閲覧や、各基材の色の再現、インキの配合値や画像からの色検索機能など、多数の機能を搭載しており、主に色を扱うデザインなどの現場で利用されている。
 今回のリニューアルでは、従来の色見本機能や素材感も含めた色の疑似表示機能に加え、表面質感を表示する「エンボス表現機能」や、標準光源下への色変換を可能とする「キャリブレーション(調整)機能」など多数の機能をアップデート。従来の「sRGB」よりも35%大きい色空間を持つ「Display P3」に対応することで、ディスプレイ上の色表現がより鮮やかになったほか、CIELab色空間上での色検索から、人間の輝度と色への順応機能を考慮した色の見え方モデル(CIECAM02)による色検索に変更し、より人間の感覚に合った色検索を実現しているという。

▼現行の色の疑似表示機能では、印刷する素材(厚紙・PETシート・金属・フィルムなど)を選択し、発色の特徴や違いを画像で疑似表示させることが可能。今回のアップデートで、さらに表面のエンボス表現(質感表現)の機能を追加し、より具体的に最終製品のイメージが確認できるようになった。

▼キャリブレーションカード(別途DICカラーストアより購入が必要)を用いて撮影することで、太陽光、室内の蛍光灯、LEDなど様々な光源下であっても標準光源(D50)下と同じ色に変換することが可能。これにより、撮影時の光源を気にすることなく、標準光源下での撮影と同じ色再現ができるようなった。

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