【LED TOKYO】早稲田大学とデジタルサイネージと消費者行動に関する共同研究を開始

LED TOKYO㈱は早稲田大学と共同で、LEDディスプレイを用いたデジタルサイネージが消費者行動に及ぼす影響と、そのマーケティング活用に向けた研究を開始した。
同社ではサービスの向上と社会課題の解決に向けた取り組みの一環として「LED TOKYO研究室」を設立し、産学連携による研究を進めている。今回の研究パートナーである早稲田大学マーケティング・コミュニケーション研究所(担当 早稲田大学商学学術院 石井裕明准教授)では、近年、人の五感に訴える「センサリー・マーケティング(五感を刺激することで購買体験を向上させる手法)」の研究している。
近年はオンライン・ショッピングの増加により、実際の店舗には商品を販売する場所としての機能だけでなく、ブランドの世界観を表現し、消費者がブランドを体験するための場所としての機能も求められるようになってきた。こうした問題意識を背景に、同研究において「人の注意を引くためのサイネージ(映像)の効果的な使い方とはなにか?」「視覚以外の感覚(音や香りなど)と組み合わせた演出がブランドの印象に与える影響とはどのようなものか」「『「没入感(イマーシブ体験)』が消費者の購買意欲をどう後押しするのか?」という3つの視点から検証を進めていく。