【DNPほか】「オリンピック・ランゲージ:デザインでみるオリンピック展」を開催

 (公財)DNP文化振興財団は、オリンピック文化遺産財団との共催で、大日本印刷㈱(DNP)のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)(東京・銀座)にて、7月20日(火)~8月28日(土)に、「オリンピック・ランゲージ:デザインでみるオリンピック」展を開催している。
 同展は、スイスのローザンヌにあるオリンピック博物館で2018年5月10日~2019年3月17日に開催された展覧会「Olympic Language: Exploring the Look of the Games」を世界初の巡回展の形にして実施するもの。
 オリンピックのエンブレムやピクトグラム、聖火トーチやメダル等は、開催都市や国の文化や精神、歴史の影響を受けながら、オリンピックのビジュアル・アイデンティティ(VI)の一部として大会ごとにデザインされる。同展は、デザインの面で特に画期的だった1964年東京、1968年メキシコシティー、1972年ミュンヘン、1994年リレハンメル、2004年アテネの5つの大会に焦点を絞り、エンブレム・ポスター・ピクトグラム・マスコットなどを通して、各大会のデザインがどのようにオリンピックの統一感と大会の個性を表現してきたかを探る。
 休館日は日曜、祝日。入館料は無料。

※写真はオリンピック博物館の展示風景(スイス、ローザンヌ)

 なお同展の関連事業として、オリンピック・デザイン史家であるマルクス・オスターヴァルダー氏による記念講演会を8月6日(金)にオンラインで開催する。開催方法はMicrosoft Teamsライブイベント、言語は日本語・ドイツ語(講演は日本語字幕付き、質疑応答は日独逐次通訳付き)。聴講料は無料(事前の申込みが必要)。

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