【乃村工藝社・全木連】「木材」に関するオンラインセミナーを3月3日に開催　

　㈱乃村工藝社と（一社）全国木材組合連合会（全木連）は3月3日（水）午後6時から、YouTubeの無料配信で、オンラインセミナー「木材を活かすクリエイティビティで未来につなぐ」を開催した。
　同セミナーは、国産材の持続的な活用方法や価値を見つめ直すとともに、林業・木材産業の自立的な経済活動や、森林環境の保全など、森も人も生かすデザインの可能性についてクリエイターと木材産地の林業・木材産業事業者などと共に考えていくもの。
　第1部は〝樹木と人の共生〟を通して美しい循環を未来へつなぐことを哲学に掲げるスキンケアブランド「BAUM（バウム）」を手掛ける㈱資生堂エグゼクティブクリエイティブディレクターの信藤洋二氏を招き、（一社）日本空間デザイン協会会長の鈴木恵千代氏と、サステナブルなブランドストーリーづくりをテーマに、クリエイターとして森をどう生かせるか、その発想とデザインアプローチ、生まれる体験価値などについて対談。
　第2部では、〝もり〟で活動する林業・木材産業事業者、〝まち〟で活動する空間デザイナー、両者をつなぐ木材コーディネーターと共に、国産材（スギ・ヒノキ等）のメリットや魅力、価値高く活用することの先にある空間デザインの可能性について考えた。
　乃村工藝社グループは2010年から、事業活動で国産材や森林認証材などを活用する「フェアウッド・プロジェクト」をスタート。業界をあげてサステナブルな社会に貢献できる空間づくりに取り組んできた。同セミナーは、全国木材組合連合会と連携して取り組むプロジェクト「もりまちドア」の一環で開催した。

アーカイブ動画
※https://morimachi-door.kinohei.jp/event-01/report.html