【JCD、DSA】日本空間デザイン賞2025 大賞3作品を発表

【JCD、DSA】日本空間デザイン賞2025 大賞3作品を発表

 (一社)日本商環境デザイン協会(JCD、窪田茂理事長)と(一社)日本空間デザイン協会(DSA、出原秀仁会長)は11月21日午後3時から、「日本空間デザイン賞2025」贈賞式を、東京・中央区の日本橋三井ホールで開催した。

 同賞は、空間デザインの価値を未来へつなぐために設立された日本最大級のデザインアワード。社会の多面的な問題をデザインの力によって解決に導き、未来を切り開くことを目的とする。
 開会の挨拶には、主催2団体の代表が登壇。審査委員長を務めた窪田理事長は、「今年から、Longlistにノミネートされた35歳未満の応募者すべてを表彰する『ヤングタレント賞』を新設した。若い人たちには未来のデザインが詰まっている。今回受賞した方々は再びこのステージに立つことを目指してほしい。逆にサステナブル空間賞は、サステナブル意識が既に社会全体に浸透したためなくなった」と、賞のカテゴリの更新意図を述べた。
 次いで審査副委員長の出原会長は、「空間デザインには課題解決・革新性だけでなく、その存在が何を象徴しどんな意味を見いだすのか、という問いかけがある。意味と会話を作る、それが空間デザインの本質であるが、今年はその要素がそろった作品が多かった」と受賞作を総評した。
 応募部門は12のカテゴリーに分かれ、その中から金賞・銀賞・銅賞が1点ずつ、さらに金賞12作品から「KUKAN OF THE YEAR 2025」が、今年は3点選出された。

詳しい取材内容は総合報道2025年12月15日号に掲載

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