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【日本HP】最新の大判ラテックスプリンター「HP Latex R530」の製品紹介ウェビナーを6月24日に開催

 ㈱日本HPは6月24日正午から、最新の大判ラテックスプリンター「HP Latex R530」の製品紹介ウェビナーを開催した。協賛はセルカム㈱。約40人が聴講した。
 テーマは「ワークフロー改革を唯一のオールインワンプリンターで」。最新機は5月26日に発表され、「SIGN EXPO 2025」(同28日~30日開催)ではセルカム㈱のブースで実機を展示した。
 ウェビナーは同社ラテックス事業部・秋山裕之氏、営業部・小林宏之氏、マーケティング担当・山縣博子氏、テクニカルコンサルタント・霄洋明氏の4人で進行した。
 まず、小林氏がHPラテックスプリンターの歴史について「2008年に第1世代が登場して以降、現在は第4世代に進化している。当社が、一貫してこだわり続けてきたのは環境に優しく、ソルベントインク並みの耐候性を持つ『水性インク』、印刷後すぐに後加工や納品できる『速乾性』、 そして水性インクにも関わらず『多様なメディアに印刷可能』といった3つのポイントが特長だ。R530はロールメディアに加え、リジッド(ボード素材)に対応したオールインワンプリンターで、日本市場を意識した省スペース設計」と説明した。
 実機でのデモンストレ―ションは霄氏が担当。A3サイズの段ボールボードへの印刷は、ボードをセットすると自動的に厚みや位置を測定。タッチスクリーンでメディアの奥行きなどの情報を入力後、スクリーン上で印刷データをセットしたボードにドラッグ&ドロップで配置するだけで準備が完了する。印刷モードは「ドラフト」「高速」「標準」「高品質」の4段階を例に、色濃度とスピードの違いが紹介された。
 ロール印刷デモは斜めにセットされたメディアも自動補正し、リジッド印刷終了後のメディア切り替えから約3分で印刷が開始する点をアピール。
 最後に、段ボールやスチレンボード、アルミ複合板やマグネットシートなどの印刷サンプルを披露。高い柔軟性で折り曲げても割れず、後加工にも強いラテックスならではの美しい仕上がりやUV印刷で発生しやすいラミネート加工によるシルバリングが発生しないことなど、屋外用途にも十分対応できる高品質を紹介した。
 最後に参加者からの質疑に答え、閉会した。

(写真は出力事例を紹介する霄氏)

 

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