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【日本交通文化協会】陶板レリーフ「TO THE SKY」をとうきょうスカイツリー駅の旧駅舎から新駅舎の新東口改札内に移設。12月7日の駅供用開始に伴い一般公開

 (公財)日本交通文化協会は、東武鉄道㈱からの依頼のもと、東京スカイツリーのデザイン監修者で彫刻家の故・澄川 喜一氏デザイン・監修の陶板レリーフ「TO THE SKY」を、東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅の旧駅舎から新駅舎の新東口改札内に移設、12月7日の駅供用開始に伴い、一般公開した。
 同作品は、2012年に東京スカイツリー開業に合わせて、とうきょうスカイツリー駅1階コンコースに設置され、世界一の高さを誇る電波塔として空へ伸びる東京スカイツリーのイメージと業平の地に残る日本の伝統的なイメージがひとつに重ねあわされた陶板レリーフ作品として駅利用者からも広く親しまれてきた。
 このほど、駅付近の約0.9km区間における鉄道高架化のため駅舎移設が行われ、陶板レリーフを製作したクレアーレ熱海ゆがわら工房による取り外し・修復・保管を経て、新駅舎へ無事に再設置された。同パブリックアート作品は後世に残すべき重要な公共財産として移設され、次の時代へと引き継がれる。ゆとりある豊かな付加価値重視社会へ移行しつつある現代において、文化芸術はその価値を創出する基盤となる存在であり、都市に彩りとアクセントとにぎわいをもたらし、人々の暮らしの環境と質を高める重要な要素としている。
 同協会は今後も、パブリックアートを重要な文化的・歴史的財産ととらえ、今後もその保全・継承ならびに普及振興に取り組んでいく。
 
 陶板レリーフの概要は下記の通り。
■作品名:TO THE SKY
■デザイン・監修:澄川 喜一氏(1931-2023)
■制作年月:2012年4月
■移設年月:2025年12月
■仕様:陶板レリーフ
■サイズ:縦3.0m × 横4.0m × 2面
■設置場所:東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅 新東口改札内
■陶板レリーフ製作:クレアーレ熱海ゆがわら工房
■企画:東武鉄道㈱、(公財)日本交通文化協会

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