【日本交通文化協会】JR東日本上野駅に1985年から約40年間常設してきた大型ステンドグラス「昭和六十年春 ふる里・日本の華」を同駅新幹線改札内に移設。10月7日から一般公開を再開

(公財)日本交通文化協会は、JR東日本の依頼のもと、上野駅に1985年から約40年にわたり常設してきた大型ステンドグラス「昭和六十年春 ふる里・日本の華」を新幹線改札内に移設し、10月7日から一般公開を再開した。
この作品は、日本画家の平山郁夫氏原画・監修のもと、東北・上越新幹線上野駅開業を記念して制作された。日本の水の豊かさ、緑の豊かさを表す青い色を背景に、扇の中に新幹線が通る各県を象徴する草花などが盛り込まれ、東から北のほうへ順に流れていく様を表現し、西洋の技法であるステンドグラスに日本的な構成とモチーフを用いており、訪れる人が「ここにふるさとがある」と親しみを感じられる。1985年、上野駅3階の新幹線コンコースに設置されたが、2002年に駅改修に伴い、中央改札外の自動券売機上へ移設され、このほど駅改良工事に伴い、ステンドグラスを製作したクレアーレ熱海ゆがわら工房による取り外し・補修・保管を経て新幹線改札内への再移設が完了した。
同協会では、パブリックアート作品は後世に残すべき重要な公共財産として移設され、次の時代へと引き継がれる。ゆとりある豊かな付加価値重視社会へ移行しつつある現代において、文化芸術はその価値を創出する基盤となる存在であり、都市に彩りとアクセントとにぎわいをもたらし、人々の暮らしの環境と質を高める重要な要素とし、今後もパブリックアートを重要な文化的・歴史的財産ととらえ、今後もその保全・継承ならびに普及振興に取り組んでいく。
■ステンドグラスの概要は下記の通り。
作品名:昭和六十年春 ふる里・日本の華
原画・監修:平山郁夫
制作年月:1985年3月
移設年月:2026年10月
仕様:ステンドグラス(LED内照式)
サイズ:縦2.8×横17.7m
設置場所:JR東日本上野駅の新幹線改札内
ステンドグラス製作:クレアーレ熱海ゆがわら工房
企画:(公財)日本交通文化協会

