【ベネフィットライン】プライベート空間をつくる調光フィルムを販売開始

 ベネフィットライン㈱は6月17日、ボタンを押すだけで瞬時に白濁・透明の切り替えが可能な調光フィルム「KIRIMO(キリモ)」の販売を開始した。
 同製品は、高分子分散型液晶を用いた調光フィルム。電源がオフの際は、入射した光が散乱し、白濁した不透明の状態に。電源がオンの際は、通電させることで、液晶分子が一定の方向に整列するため、入射した光が通り抜け、透明に見えるようになる。白濁・透明の切り替えだけではなく、上下に動かせる「カスタマイズ」も同社にて販売しており、「こんな動きを付けたい」「文字を入れたい」「絵やロゴを入れたい」など、様々なカスタマイズが可能となっている。
 また、既存のガラスにフィルムを張り付けるだけなので、ガラスの買い替えも不要。さらに、不透明時、プロジェクターを投影すればスクリーンとしても利用することが可能だ。同社は、プライベート空間のスペース確保のほか、面談や会議、店内のカーテンやブラインドの代わりとしての導入を見込んでいる。

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