【三共コーポレーション】金属研磨のブラシ発売。独自素材で安全性を追求

 ㈱三共コーポレーションはこのほど、自社ブランド「建工快速」から、金属の研磨・研削用の先端工具「スーパーカップブラシ」を発売した。
 同製品は工業ブラシの総合メーカーである㈱錦と共同で企画したもの。ナイロン線に研磨材を含有した日本製のオリジナル線材を使用することで、従来のワイヤーブラシで起きていた折損や飛散、それに伴うけがといった危険性をぬぐい去るのが特長。
 対応基材は鉄・ステンレス・アルミ・真ちゅうで、バリ取りやさび取り、塗装剝がしなどにも適している。100mmのディスクグラインダーに取り付けて使用。従来のワイヤーブラシより軽い力で押さえられるため、長時間使用しても疲労感が少ないという。
 外径は125mmで、重量は270g前後。砥粒(目の粗さ)は#46、#60、#120の3種を用意。
 価格は店舗によって異なるが、1個3500円程度で販売されている。
 「ワイヤーブラシ=危険という従来の印象を覆し、安全性の高いブラシを提供したいとの思いから開発した。“折れない、飛ばない、刺さらない”がコンセプトの同製品を、看板のフレーム製作などに活用いただきたい」。(担当者)

関連記事一覧