【シスコ】LIVE BOARDと屋内DOOHのインプレッション計測モデルを共同開発

 シスコシステムズ(同)(以下シスコ)と㈱LIVE BOARDは、シスコのクラウド管理型 IT ソリューション「Cisco Meraki MR20」で取得するWi-Fiプローブデータと Application Programming Interface(以下API)を活用し、屋内のデジタルサイネージビジョン(以下DOOH)の広告視認者の計測モデルを共同で開発した。
 これまで屋内DOOHのインプレッション計測は、カメラを設置することが基本。屋内用アクセスポイント「Cisco Meraki MR20」を導入してAPIを活用することで歩行者が所持するスマートフォン等の端末が発するWi-Fiのプローブデータとカメラを基に取得した広告視認者のデータによって、これまで同様のインプレッション計測ができるようになる。これにより、カメラを屋内DOOHに設置することなく、より安価でシームレスな計測が可能としている。
 今後も両社は、屋内DOOHのインプレッション計測の拡充に貢献するとともに、DOOHとして活用可能な「シスコスマートサイネージ」とも連携を図り、OOH市場の活性化に寄与していく。

関連記事一覧