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【ノーベル製菓】なぜか買ってもらえない…「俺のミルク」アンケート調査を逆手にとった交通広告を掲出

ノーベル製菓

 ミルクキャンデー「俺のミルク」を製造・販売するノーベル製菓は同商品のイメージ調査を行い、「認知度が低い」が「食べるとおいしい」という結果を逆手にとった交通広告を新宿メトロプロムナードで掲出した。
 アンケートは15〜69歳の男女1000人を対象に実施。同商品を買ったことがある人は8.2%に留まり、競合である他社のミルクキャンデーと比較しても購入率が圧倒的に低かった。また、パッケージやネーミングなどのイメージについて聞いてみると、「味が雑そう」「なんかいや」「品がない」といったコメントが届いた。
 一方、商品名やパッケージを伏せて「俺のミルク」を食べてもらったところ、イメージ調査の結果とは大きく異なり好反応が目立つ結果に。「おいしい」と答えた人は92%にのぼり、食べた感想も「何度も食べたくなる美味しさ」「ミルクの甘さがやさしい気持ちにしてくれる」といった、イメージ調査で出たコメントからは一転したコメントが多く見受けられた。また、ミルクキャンデーにおいて重要視される二大要素である「ミルク感」「濃厚さ」に関しても96%の人が実感したという結果となり、「俺のミルク」が良くないイメージによって購入されていないだけだったということがわかった。
 交通広告ではイメージ調査と実食調査のコメントのギャップを表現し、イメージ調査では落書きされた壁をイメージ。実食調査では上品なミルク感をイメージしている。また、キャラクター「俺ミル番長」とともに「こう見えて、味は優等生。」と記載することで、イメージとはギャップのある美味しさを伝える内容となっている。
ノーベル製菓
※アンケート結果は全て【株式会社アスマーク調べ】

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