【IJPCA】オンラインとオフラインによるハイブリッド形式「研修会」を7月20日に開催

 インクジェット出力事業協同組合(IJPCA)は、オンラインとオフラインによるハイブリッド形式の「研修会」を7月20日午後1時半から、東京・雷門の浅草文化観光センターで開催した。
 第1部は「事業再構築補助金 ものづくり補助金 設備投資に使える2大補助金!徹底攻略セミナー」の演題で㈱ライトアップ 執行役員の杉山宏樹氏が登壇。①助成金と補助金の違い、②設備投資に使える「制度」と「概要」、③採択率を上げるためのポイント、④同社申請サポート内容など、図表を使って紹介。引き続き㈱フジテックス デジタルプリンティング事業部課長代理の澤村文哉氏は「新事業開発のヒントが見つかるインクジェット業界のSDGs」と題し、環境配慮型素材の塩ビやターポリン、スチレンボードの代替え素材について各種サンプルを見せながら説明した。
 第2部のテーマは「デジタル印刷を広げる環境配慮型インク 花王のルナジェットの紹介」。花王㈱ケミカル事業部門情報材料事業部門アドバンスドプリンティングソリューション 部長(開発)の森山伸二氏はグラビア印刷とデジタル印刷の違い、インクジェットヘッドの種類などを説明後、ルナジェットについて「水性顔料インクなのにフィルム素材に直接印刷でき、環境に優しく、VOCレス印刷を実現している」と話した後、加速試験による退色測定結果やシール、ラベル印刷、フィルム印刷、POP、ポスター印刷など各種サンプルを回覧させながら製品特長をPRしていた。

関連記事一覧