【大阪メトロ アドエラ】QRコードを利用したデジタルサイネージの効果検証を開始

 Osaka Metro Groupの広告事業を担う㈱大阪メトロ アドエラは、駅デジタルサイネージの放映素材にQRコードを掲出した際の効果検証を実施し、その結果と駅デジタルサイネージの広告素材へ掲載するQRコードのサイズ規制の緩和を発表した。
 今年2月に開催された米国スーパーボールのQR広告が注目を集め、オフライン広告からオンライン情報に利用者を誘導する方法としてQRコードの採用が再び見直されている。デジタルOOH(DOOH)広告とデジタルキャンペーンの組み合わせの効果検証として、インスタグラムのARコンテンツ利用促進を目的に「Osaka Metro DOOH Ads Platform」を活用。DOOHのターゲット、時間帯、曜日、インプレッション&リーチとARコンテンツのアクセス数を計測した結果、DOOHの総インプレッションが同じでも、時間帯と曜日を集中して配信した方がオンラインのアクセスに3倍の効果があった。また、オンラインへアクセスした属性は男性43%・女性56%、男性は20代〜30代、女性は10代〜20代が過半数だった。
 同社は引き続き、QRコードを掲載するコンテンツによる違いを検証するため、平面裸眼3Dの立体視・錯視効果の表現を工夫したコンテンツの配信により検証を重ねていく。

 

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