【JAGAT】「印刷白書2022」を10月21日に発刊

 (公社)日本印刷技術協会(略称:JAGAT)は、『印刷白書2022』を10月21日に発刊した。
 JAGATは、業界初の白書として1994年に『印刷白書』を刊行以来、28年にわたり毎年情報を更新しており、印刷産業の動向把握に必要なデータを網羅して、UD書体を用いた見やすく分かりやすい図版を多数掲載、他誌には見られないJAGATのオリジナルデータも充実している。
 同書の第1章 Keynoteは、「印刷会社の造注・創注戦略」。SDGsやDXが叫ばれる時代の中、クライアントも印刷物の価値や必要性を見直しており、今後、ますます小ロット化が進むと思われる状況では、様々な注文を増やす戦略を採らないと、収益の確保は難しくなっていくと予測。今、印刷業界に必要なのは造注・創注として、このためには、具体的にどのような戦略や手法を採るべきか、どこに着目すれば指針となるのかなど、各テーマに沿って具体的な事例を交え、考察を行っている。
 このほか、「第2章 印刷産業の動向」では印刷産業の現状と課題を俯瞰的に捉え、「第3章 印刷トレンド」では技術課題を整理。「第4章 関連産業の動向」ではクライアント産業の動向を探っている。

 「印刷白書2022」の概要は下記の通り。
 判型:A4判並製、128ページ、定価9,900円(税込み)
 下記のWebサイトから購入できる
 https://www.jagat.or.jp/cat10/cat10-4

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