【タカラスタンダード】アートの街・北加賀屋にヤノベケンジ氏のホーロー看板が登場

システムキッチン・バスを中心とした住宅設備機器メーカー・タカラスタンダード㈱は、千島土地㈱が9月20日から11月3日まで開催している「北加賀屋MULTI BARTHE」と、10月3日から11月3日までMASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)で開催している「Open Storage 2025 KENJI YANOBE LUCA:THE LANDING」において、現代美術家・ヤノベケンジ氏とコラボレーションしたホーロー看板を展示している。
「北加賀屋MULTI BARTHE」は、歴史ある造船所跡地を舞台に、建築家やアーティストが唯一無二のアート×サウナ空間を創出するイベント。このイベントにおいて、現代美術家・ヤノベケンジが新作インスタレーション《SHIP’S CAT SAUNA》を発表。キャンピングカー「エアストリーム」を改装し、“内気浴”の機能を備えた空間で、作品の中に入り込みながら“整う”体験を楽しむことができる。そして、同時に開催されているのが、約1,000m²の元鋼材加工工場・倉庫を活用したMASKで保管する大型現代アート作品の一般公開・展覧会「Open Storage 2025 KENJI YANOBE LUCA:THE LANDING」だ。
ホーロー看板は、その耐久性の強さから、明治から昭和中期にかけ、屋外広告として広く使われていた。今回は、ヤノベ氏がデザインした8種類のイラストを独自のホーローインクジェット印刷で高精細に表現するとともに、従来のホーロー看板で発生する端部の錆びをインクジェット印刷で再現。タカラスタンダードの高品位ホーローでは発生しにくい錆びをあえて表現することで、レトロなデザインに合わせた世界観を実現した。
また、《SHIP’S CAT SAUNA》の発表を記念して、ヤノベケンジ氏がデザインした、オリジナルのミニチュア看板とホーローコースターを2種類制作。ホーロー看板に関するアンケート回答者の中から、抽選で40名さまにプレゼントされる。