【キヤノンMJ、キヤノンPPS】サイン＆ディスプレイ（S&D）市場や建装材市場向けに 高生産性、高画質を実現する64インチ対応ＵＶ硬化型大判プリンターColoradoシリーズの新機種「Colorado M3 / M3W」を7月下旬から発売

　キヤノンマーケティングジャパン㈱（キヤノンMJ）とキヤノンプロダクション プリンティングシステムズ㈱（キヤノンPPS）は、 サイン＆ディスプレイ（S&D）市場や建装材市場向けに高生産性、高画質を実現する64インチ対応ＵＶ硬化型大判プリンターColoradoシリーズの新機種「Colorado M3 / M3W」を7月下旬から発売する。
　新型プリンターは主にS&D市場や建装材市場を対象にUVgelテクノロジーを搭載。2023年8月に発表した「Colorado M5/M5W」のエントリーモデル。 印刷速度と初期投資コストを抑えながら、ミッド・ローボリュームの印刷ニーズに対応することで 同シリーズのラインアップ強化を図る。
　同シリーズは、ソフトウエアアップグレードにより、テンションファブリックなどソフトサイネージ向けの印刷モードとしてホワイト単色はもちろん、3層、5層印刷にも対応。印刷速度（高品質モード）はグロスモードが毎時29㎡、マットモード毎時18㎡。出力対応メディアは厚さ最大1.6㎜のロールメディアのほか、厚手の壁紙や吸音材、車両用マグネット――など。
　両社は新機種を通じて、 デジタルプリント壁紙やテンションファブリックなどに対応することで高品質・高生産性を提供、S&D市場や建装材市場の発展に貢献していく。
　希望小売価格（税別）は「Colorado M3」が498万円、「Colorado M3W」は578万円。本体設置日から2年経過もしくは印刷量が2万㎡に達するまでの期間、 プリントヘッド故障時の無償保証を用意している（無償保証にはメンテナンスパックへの加入、オンラインサービスへの接続などの諸条件も）。