【JR西日本グループ】屋外用球体LEDビジョンを大阪、京都、広島駅で4月29日に同日発表

JR西日本グループでは、大阪駅(うめきたエリア)をイノベーションの実験場『JR WEST LABO』の中心と位置づけ、様々なパートナーとの共創や新技術の活用により、新たな価値創造を推進しているが、このほど「大阪・関西万博」の開幕を契機に大阪駅(写真右)・京都駅・広島駅で、新技術を活用した空間演出と題し、球体LEDビジョン「LINQ VISION」を設置。4月29日から点灯・映像放映を開始した。
球体LEDビジョンは球体状にLEDパネルが配置されている独特な形状。360度全方位からの視認ができるほか、平面のディスプレイでは表現できない、立体的な映像や没入感のある映像を投影することができるディスプレイ。大阪駅には、屋外用球体LEDビジョンとしては日本最大級となる3mの球体LEDビジョンを設置するとともに、京都駅および広島駅にも1mの球体LEDディスプレイを設置し、駅空間における空間演出へのチャレンジを行い、駅空間のプレゼンス向上を図りたい考えだ。
また、「LINQ VISION」 のオリジナルキャラクターとして、鮮やかな青色と豊かな表情が特徴の「Q」が登場。笑ったり驚いたりするほか、360度様々な方向から登場したり、周りを見渡したり、高速回転したりと球体ならではの動きで訪れた方を楽しまる。5月以降は、訪れた方のアクションに応じて「Q」リアクションを示す、双方向のコミュニケーション機能の搭載を予定しているという。
同社グループでは、これまで電車や駅という生活インフラを通じて、人と人、人とモノ、人と時(トキ)をつないでおり、新技術によって「大阪駅」「京都駅」「広島駅」に“つながり”を創出し、新しい体験を発信していく。
大阪駅の設置場所・期間は5階 時空の広場で10月13日まで。
(写真は京都駅4階 室町小路広場/3月31日~10月13日)
(写真は広島駅2階中央アトリウム空間西方/3月24日~10月13日)