【ブルーイノベーション】点検ドローンの飛行経路を3D点群マップ化する解析ソフトをリリース

 ブルーイノベーション㈱は、プラントや工場など屋内点検向け球体ドローン「ELIOS 2」の飛行経路を3D点群マップで可視化し、撮影した欠陥・異常箇所の位置が特定できる専用解析ソフト「Inspector 3.0」(スイスFlyability社製)の国内リリースを、6月7日より開始した。
 Inspector 3.0は、ELIOS 2の機能を拡張する専用解析ソフト。両者を組み合わせることで、ドローンの飛行経路を3D点群マップで可視化し、撮影した欠陥・異常箇所の位置を特定できる。また、点検データのアーカイブ機能やレポート機能も有しており、データの一元管理や他のソフトと組み合わせての解析なども可能だ。これらの機能により、作業員が立ち入る負担や位置推測の不確実性を排するとともに、点検作業後に速やかに補修作業に着手できるという。

【Inspector 3.0の主な機能】
・ELIOS 2の撮影データとログデータに基づく3D点群マップ作成と飛行経路の表示
・撮影した欠損箇所の映像や画像を3D点群マップ内の該当箇所に表示
・取得した可視および赤外線カメラ映像の確認
・クラックの長さや腐食の大きさなどの2D計測機能
・取得した画像の歪み補正機能など

関連記事一覧