【富士通ゼネラル】水冷式のネッククーラー「wearcon」800社以上が採用

㈱富士通ゼネラルは4月、水冷式のネッククーラー「wearcon(ウェアコン)」の次世代モデルを開発し、販売。7月現在、800社以上が採用するなど好評を得ている。
これは、2021年より提供している「コモドギア」のコンパクトモデル。外部温度差最大マイナス20℃の冷却パワーを維持しつつ、手軽で使い勝手の良いネッククーラーとして新しく開発したもの。
同製品は、ペルチェ素子を利用したネッククーラーで、首に装着することで頸動脈3カ所を直接冷やし、最大約7時間持続するバッテリーを持つ。加えて40℃超および粉塵の過酷な環境に対応している。
また、従来分離されていた冷却ネック部と水冷式熱交換部を一体化し、チューブレス仕様にした。この結果、これまで腰に巻いていた熱交換部の装着が不要になり、装着時間を約3分の1の10秒に短縮した。
使い心地が大幅に改善されたことで、建設業や物流関係、イベント関係などの移動が必須となる職種の人も手軽に利用できる。
※取材内容の詳細は新聞「総合報道」2025年8月5日号に掲載