【MER】家庭のゴミ集積所に自治会と一般企業が共同で設置するゴミ箱「広告型ゴミステーション」を開発

 MER㈱は、家庭のゴミ集積所に自治会と一般企業が共同で設置するゴミ箱「広告型ゴミステーション」を開発した。
 これは、アルミフレームにグリーンのネットをかけたゴミ箱に可燃ゴミなどを入れることができ、ふた付きにより、カラスや猫が入り込めないため、衛生的で環境にも良く住民や自治会の悩みを一気に解決できる開閉式ゴミステーション。
 また、ゴミ箱の最上部に企業広告を入れることで、ゴミ箱設置の無料化を実現。企業は広告により長期的で持続可能な地域貢献と企業ブランドの浸透、イメージアップをはかれ、自治会は費用負担することなく、住民の悩みを解決する革新的な全国初のビジネスモデル。
 埼玉県の一部の地域で先行して開始してきたが、新聞などで取り上げられるなど話題となり、地域の方々に喜ばれているため、まずは1都3県で6月から広告企業を募集することにしたものだ。

 「広告型ゴミステーション」の仕様は下記の通り。
 アルミ製フレームにグリーンのネットが付き、底の部分がないのでゴミ出しのない時は、折りたたんでスペースを取らないのが特徴。サステナブルな取り組みとしてライフサイクル全体を視野に環境負担の小さい再生可能な部品・資材で製品開発をしている。
 サイズは1台あたり、高さ74×幅156×奥行き67cm、折り畳むと奥行5cmほどになる。ゴミ袋の投入可能数は1台あたり22〜27袋(20ℓの場合)、10〜12袋(45ℓの場合)の大容量。広告デザインから設置、定期点検まで同社が行い、損害保険にも加入するので安心して利用できるという。

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