【ユニ・トランド】甲斐市地域公共交通計画の実証運用に「デジタルサイネージとAIデマンドバス向けバスロケシステム」を導入

　㈱ユニリタのグループ会社で、持続可能な地域社会の実現に向けて交通・物流の課題をデジタル技術で解決する㈱ユニ・トランドは、山梨県甲斐市が策定した「甲斐市地域公共交通計画」の実証運用にあたり、昨年度に引き続き「デジタルサイネージとAIデマンドバス向けバスロケーションシステム」を提供した。
　同件は、甲斐市が策定した「甲斐市地域公共交通計画（令和７年度～令和11年度）」の施策である「デジタル技術を活用した地域公共交通サービスの導入」事業の一環として採用されたもので、今回の施策では同社が甲斐市の基幹拠点（竜王駅周辺）と２つのコミュニティ拠点（双葉地区・敷島地区）を結ぶ交通ネットワークの拠点３か所に設置。コミュニティバス・路線バスの運行情報を統合して表示するほか、全サイネージには、AIデマンドバス「かいのり」のバスロケーションシステムから取得した位置情報をマップ形式で表示し、予約したデマンド交通が走行中の場所をリアルタイムで確認できるようにした。これらデジタル技術を活用した「バスの位置情報」や「路線や系統ごとの運行情報」など「交通の見える化」の仕組みを通じ、公共交通を利用する地域住民の利便性と利用率向上に役立つ取り組みを進めていく。