【ハーパーコリンズ・ジャパン】『くるり駅でさよならを 白黒ねこと夕暮れの町』の久留里線トレインジャック広告を9月3日からスタート

㈱ハーパーコリンズ・ジャパンは、9月3日から『くるり駅でさよならを 白黒ねこと夕暮れの町』の久留里線トレインジャック広告を開始した。
同作は、千葉県出身の作家・高橋由太氏による文芸小説で、千葉の内房を走る久留里線を舞台に架空の駅「くるり駅」を訪れる人びとの姿を描いたもの。JR木更津駅から上総亀山駅を走る久留里線は、14駅のうち11駅が無人駅という首都圏では希少なローカル線。別れを告げることができなかった最愛の人が待っている不思議な駅「くるり」と、そこへ乗客を誘う白黒のタキシード猫「くるり」。どちらもフィクションの存在だが、実在する久留里線や久留里駅に思いを馳せながら、小説の世界に浸ってほしいとしている。
小説のあらすじは、「千葉県内を走るローカル線、久留里線。その車内にはときどき、白黒の猫が乗っている。猫が降りるのは、路線図には載っていない「くるり駅」。誘われるように猫についていくと、改札を抜けた先にあるどこか懐かしい町に、もう二度と会えないはずの大切な人が待っていて……。初恋の人、最愛の母親、大好きな飼い主――悲しい別れから立ち直れずにいる主人公たちの心の再生を描く連作短編集」。
今回、実際の久留里線で作品の世界観を紹介したく、車内ポスターのジャック広告を企画された。実施期間は10月2日までで、対象路線はJR久留里線(ドア横/窓上ポスター広告)
また、トレインジャック広告の掲出期間と連動するかたちで<LOVE CHIBA>と銘打ち、千葉県の書店を対象としたディスプレイコンテストを開催。応募期間は10月15日までで、グランプリと金賞は11月中旬に発表予定。これに伴い、車内広告のポスターに<LOVE CHIBA>スタンプを押した限定のPOPやパネルが、千葉の書店店頭で披露される予定だ。
なお、『くるり駅でさよならを 白黒ねこと夕暮れの町』は全国書店で好評発売中。