【西都市】移住促進企画として転職サイトをオマージュした広告を掲出

　宮崎県西都市は10月2日より、東京駅・新橋駅・福岡主要駅にて、「天職ならSAITO 」の交通広告を掲出した。

　同市は「移住って、あなたのワクワクをはじめること。」をコンセプトに、“新しい暮らしや仕事、遊びをはじめる人”を全力で応援する、移住サポート「西都はじめるPROJECT 」を2020 年より推進している。今回の広告は、同プロジェクトの一環として「転職」を「天職」にかけたテーマで訴求するもの。転職サイトのデザインや色遣いをオマージュし、「天職ならSAITO 」「転職よりも移住で天職」などのコピーを載せている。
　被写体となった5人は実際に西都市へ移住した人物。「ECサイト運営から一転、手探りしながら養蜂家になった」、「宇宙ステーションの技術者から、サウナやコーヒーなど本当にやりたかった趣味の世界に転職した」など、移住の前後の職歴を絡めたエピソードが記載されている。
　西都市は2015年以来毎年人口が減少。年齢構成においても、60歳以上の人口が全体の45%を占めている。しかし様々な支援やプロモーションによって、2022年には13年ぶりに転入超過へと好転した。