【プロタイムズ総合研究所】店舗や公共施設の落書きを無償で消す取り組みを実施

 屋根・外壁のプロ「ヤネカベ」を運営する㈱プロタイムズ総合研究所は、コロナ禍で増加する落書きに悩まされる店舗や公共施設に対して、ボランティアで落書きを消す取り組みを実施すると発表した。
 取り組みは「ココロイロドル」と銘打ち、11月12日(金)まで落書きを補修する場所をキャンペーンサイトで募集。「いいいろ塗装の日」である11月16日(火)に、同社および外部審査員による選考を行い、落書きを補修する場所を決定する。
 同社は2010年に「ヤネカベ」のサービスを開始、累計施工件数が2万件を突破した。恩返しを考えていた中で目にしたのが、「コロナ禍で落書きが増えている」というニュースだった。外出自粛による人流減少や店舗の休業が要因となり、警視庁によると2020年には、シャッターなどへの落書きの被害件数が639件あったという。
 同社は、こうした被害を受けた店舗や施設の力になりたいと、今回の取り組みに至った。「今回の取り組みが、業界のイメージを向上させる1つのきっかけになれば嬉しく思っている」。(担当者)

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