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【沖広美】「第33回沖縄県広告美術コンクール」を9月8・9日に開催。(一社)タコライスラバーズ賞はアドイーストの見里真氏が受賞

 沖縄県広告美術協同組合(沖広美)は9月8日・9日の2日間、「第33回沖縄県広告美術コンクール」の那覇市のパレットくもじ前交通広場で開催した。
 このコンクールは、組合員の出展作品を一堂に集め、広く一般にアピールするとともに、優秀作品の表彰および全作品の比較鑑賞を通して技能の向上意欲を高め、業界における技能水準の向上、都市景観の形成、地域社会の活性化、業界に対する社会的評価を高めるのが目的。
 今年のメインテーマは「人に優しく、感謝を忘れず。」。子どもの貧困を無くそうと、3年前に金武町出身の山川宗徳代表ら有志メンバー「タコライスラバーズ」は〝みらいチケット〟なる活動を開始。このチケットは1枚300円程度の無料食事券を来店客が購入して寄付。小学生以下の子どもがタコライスなどの軽食を食べることができる仕組み。協力店は今年4月末時点で161店舗。年内に全ての小学校区に広げるのが目標だという。
 作品に入れる要件は、メインテーマはもちろん、「みらいチケット」という言葉と、イメージキャラクター「タコラッタ」を1種類以上活用する。立看板のサイズは縦1800×横450㎜(脚は300㎜)。応募総数は32点。厳正な審査の結果、(一社)タコライスラバーズ賞には見里真氏(㈱アドイースト)の作品が選ばれたほか、全23点が決まった。作品はコンクールテーマ協力先であるタコライスラバーズ加盟店舗に寄贈された。

(写真は〈一社〉タコライスラバーズ賞の受賞作品)

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