【雨池泰佑】北海道を彩る“自分の絵”  看板からアートまで人とつながり創作を広げる

 北海道を拠点に活動するイラストレーターの雨池泰佑氏は、店舗看板や壁画制作、ショップとのコラボレーション、個展やライブペイントなど、多岐にわたる創作活動を展開している。クラシック・カートゥーンに影響を受けた独自のタッチを特徴とし、「街なかで自分の描いた看板やビジュアルを見かけるのは嬉しい」と話す。

 幼少期に『トムとジェリー』などの作品に触れ、セリフがなくても伝わる表現に魅了されたことが、現在の作風の原点となった。前職では他業種ながら、社内デザインも担当。会社員として働きながら友人からの依頼で結婚式のウェルカムボードなどの制作を手掛けたことをきっかけに少しずつ口コミで仕事が広がり、2024年に独立した。

 現在は、受託によるイラスト制作とアーティスト活動をほぼ半々の割合で行っており、「このバランスが今の自分には合っている」と語る。看板やビジュアル制作の仕事は全体の2〜3割を占めるという。

 主な実績として、ダルウィニーエンターテイメントヴィレッジでのミューラル制作(サポート:JAPAN AX PROJECT株式会社)や、「夜パフェ専門店 パフェテリア パル看板イラスト」など、地元である北海道・札幌に根ざしたワークを手掛けてきた。

 仕事の依頼は口コミに加え、近年はSNSを通じた問い合わせも増加。「SNSが絵を知ってもらうきっかけとなり、その後のやりとりで人となりも知ってもらえる。それぞれの強みを生かしたい」と話す。イラスト制作はオンラインでも完結するが、「実際に会って話すことで、新たなアイデアや作品につながることも多い」と、対面でのコミュニケーションを大切にしている。

Creator’s Profile

雨池泰佑
  

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