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【エスコット】 トラックの隠れた内側を使う新広告媒体を事業化

 エスコット㈱は2026年7月6日、トラック荷台の「アオリ」(側面・後方の開閉式囲い板)内側を広告スペースとして活用する新広告媒体「アオリ広告」を事業化し、パートナー運送会社の車両で掲出開始した。
 荷役中は開いたまま維持されるアオリ内側という未活用スペースに着目したもので、運送会社にとっては既存車両の遊休スペースを新たな広告収益源にできる点、広告主にとってはこれまで届かなかった物流現場のフォークリフト作業員(フォークマン)へ直接リーチできる点が特徴だ。共同開発パートナーは有限会社AYA(栃木県佐野市)。
 運送会社側は、標準的運賃の収受が進む一方、燃料費・人件費の高止まりで収益環境は依然として厳しく、運賃以外の収益源(付帯事業)へのニーズが高まっている。一方、広告主側は工場・倉庫の現場担当者へ直接情報を届けたいが、Web広告・マス広告ではリーチできないという長年の課題があり、同社も中古パレット買取事業でこの壁に直面してきた。
 この二つの課題を、荷役中に必ず開くアオリ内側という“未活用スペース”で同時に解く、というのが同媒体の発想。広告主は運送会社に定額の掲出料を支払い、アオリ内側に広告を掲出し、運送会社(AYA)は、(1)アオリ内側の広告スペース提供、(2)運行データの提供、(3)パレットの保管業務の3点を担う。
 現在の掲出エリアは、主に関東・東北エリア(2026年7月から運用開始)。拡大目標として、2026年度末までに100台の導入、本州全域にエリア拡大を掲げている。さらに、媒体としての外販:自社(中古パレット買取)活用にとどめず、第三者広告主に向けた広告媒体事業として展開し、倉庫・物流業界の課題解決に貢献する。

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