【武藤工業】新型プリントヘッド「AccuFine HD Pro」を搭載した1.6m幅メディア対応のエコソルベントプリンター「XperJet 1614SR ProⅡ」を10月22日から発売

武藤工業㈱は、新型プリントヘッド「AccuFine HD Pro」を搭載した1.6m幅メディア対応のエコソルベントプリンター「XperJet 1614SR ProⅡ」を10月22日から発売した。
同機種に搭載した新ヘッドは、インクが吐出されるノズル列が8列タイプ。これにより、同一色の近接配置が可能となり、インクが印刷面に着弾する際の色ごとの精度を向上したのが特長。インクは発色性、耐候性、メンテナンス性に優れた「MS41」を採用。有害な化学物質を室内に放出しないなど環境に配慮している。新開発した印刷コントロールシステム「i-Screen EX System」は、従来のプリントエフェクト技術を進化させ、より高度なプリントエフェクトが可能になった。印刷速度は実用モードで毎時17.63㎡。
また、同社オリジナルの高色域プロファイル「MUTOH Wide Color Choice」は、これまで発色の難しかった濃色領域にフォーカス。色再現の領域を拡大したほか、「赤」や「黒」を濃く鮮やかに再現できるという。このほか、作業効率を向上できる自動化機能や、産業を効率化できる2つの新機能(ロールメディアの残量をバーコードで管理できる「Media Tracker」機能、正常に吐出するノズル範囲を選択して印刷できる「Nozzle Area Select」機能)、印刷の開始や停止に連動して動作する「巻取り装置」は上限30㎏に対応している。希望小売価格は本体が170万円(税別)。